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「【2026年後半最新版】車の盗難は減った? 最新統計とGPS・ハンドルロックから考える盗難対策」

CAR THEFT SECURITY / 2026 SECOND HALF

2026年後半、車の盗難は減った?
最新統計から考える「本当に必要な盗難対策」

2025年まで増加傾向にあった自動車盗。ところが2026年に入り、警察庁の統計では認知件数が大きく減少しています。 では、もう盗難対策は必要ないのでしょうか。

2026年の最新統計、狙われている車種、ハンドルロックやカーセキュリティ、 そしてエーモン「Pit Bull GPS TRACKER」のような新しい追跡製品の登場まで踏まえて、 これからの車両盗難対策を「役割」で整理してみます。

2026年、自動車盗は大きく減少している

まず、最新の数字から確認してみましょう。

2025年に全国で認知された自動車盗は6,386件。 2024年の6,080件から306件増え、約5%の増加となりました。

ところが2026年に入ると状況が変わります。

2025年通年 6,386件 自動車盗認知件数
2026年1〜8月 2,547件 暫定値
前年同期比 −45.8% 2025年同期4,697件

警察庁の2026年1〜8月犯罪統計では、自動車盗の認知件数は2,547件。 前年同期の4,697件から2,150件、45.8%減少しています。

つまり2026年後半の現在、「自動車盗難は全国的に増え続けている」と表現するのは正確ではありません。

統計上は、2026年に入って大きな減少が確認されています。

これは非常に良い変化です。

ただし、ここで注意したいのは、 「盗難件数が減った」ことと、「盗難対策が必要なくなった」ことは同じではない という点です。

狙われる車は、いまもはっきりしている

2026年上半期に警察庁が公表した車名別盗難台数を見ると、 特定の車種が引き続き被害に遭っていることが分かります。

順位 車名 2026年上半期 2025年上半期
1トヨタ ランドクルーザー219台765台
2トヨタ プリウス170台289台
3トヨタ アルファード97台191台
4トヨタ ハイエース92台97台
5ダイハツ ハイゼット56台38台
6トヨタ クラウン50台107台
7トヨタ レクサスRX48台141台
8トヨタ レクサスLS45台55台
9スズキ キャリイ40台43台
10トヨタ ヴェルファイア38台37台

※出典:警察庁「令和8年上半期における車名別盗難台数の状況」。 ここでいう「盗難台数」は盗難等車両手配がなされた車名が明らかな車両で、未遂等を含む犯罪統計上の自動車盗認知件数とは集計方法が異なります。

ランドクルーザーは前年同期765台から219台へ大きく減っています。 アルファードやレクサスRXなども大幅に減少しました。

一方でハイエースは97台から92台と減少幅が小さく、 ハイゼットは38台から56台へ増加。 ヴェルファイアも37台から38台となっています。

つまり現在は、 「すべての車が同じように危険」なのではなく、車種や地域、保管環境などによってリスクに差がある と考える必要があります。

約4台に3台は「キーなし」で盗まれている

もう一つ注目したいのが、盗難時のキーの状態です。

2025年の自動車盗6,386件のうち、 4,970件、約77.8%が「キーなし」の状態で発生しています。

ここでいう「キーなし」とは、 エンジンキーが差し込まれていたり、運転席周辺に放置されていたりする 「キーあり」以外のケースを指します。

「ちゃんと鍵をかけたから大丈夫」というだけでは、 現代の車両盗難対策として十分とは言い切れません。

リレーアタック、CANインベーダーなど、 車両側の電子システムを狙う手口が知られるようになった現在、 純正のドアロックやイモビライザーだけに頼らず、 複数の対策を組み合わせる考え方が重要になっています。

2026年の盗難対策は「一つの最強製品」を探さない

カーセキュリティを検討していると、 「結局、何を付ければ一番安心なのか?」 という疑問に行き着きます。

しかし、盗難対策商品はそれぞれ役割が違います。

ハンドルロックとイモビライザーは同じ仕事をするものではありません。 警報装置とGPS追跡装置も、目的が違います。

そこで2026年現在の盗難対策を、 次の4段階に分けて考えてみます。

SECURITY 01

見せる・盗むのに時間をかけさせる

ハンドルロック、ホイールロック、車止めポールなどの物理対策です。

物理ロックだけで盗難を完全に防げるわけではありません。 しかし、車外から「対策している車」であることが分かり、 犯行に必要な手間や時間を増やすことには意味があります。

SECURITY 02

侵入・始動を難しくする

社外カーセキュリティ、追加イモビライザー、警報装置など、 「そもそも車を動かさせない」ための対策です。

盗難対策の中心となる重要な層であり、 盗難リスクの高い車種ではプロショップへ相談して、 車種に合ったシステムを検討する価値があります。

SECURITY 03

異常が起きたことを早く知る

振動、ドア開閉、エンジン始動、車両移動などを検知し、 スマートフォンへ通知する仕組みです。

盗難は、発生してからオーナーが気づくまでの時間も重要です。 朝起きて駐車場を見て初めて盗難に気づく場合と、 車両が動いた時点で気づく場合とでは、その後の初動が大きく変わります。

SECURITY 04

それでも盗まれたら、現在位置を確認する

GPSなどを利用した車両追跡です。

ここは「盗ませない」ための防御とは別の役割です。 防御を突破されて車両が動き出してしまった場合に、 現在位置や移動方向を確認し、警察へ情報を伝えるための対策です。

エーモン「Pit Bull」の登場は、ひとつの市場変化

2026年、カー用品メーカーのエーモンから 「Pit Bull」シリーズが登場しました。

ハンドルロックによる物理的な対策に加え、 「Pit Bull GPS TRACKER」という車両追跡用の製品も展開されています。

Pit Bull GPS TRACKERの主な特徴

  • 振動を検知してスマートフォンへ通知
  • エンジン始動を検知して通知
  • 車両移動を検知して通知
  • GNSS(GPS/Galileo)を利用
  • 国内4G基地局情報を利用
  • Wi-Fi情報を組み合わせて測位
  • 移動ルート・走行履歴を確認
  • 完全停車時も5分ごとに位置情報を更新
  • 本体バッテリー内蔵
  • 内蔵バッテリーは最大3か月稼働

2026年9月確認時点のエーモン公式情報では、 端末価格は39,800円(税込)。 位置情報サービスの利用にはサブスクリプション契約が必要で、 月額980円または年額11,700円と案内されています。

※製品仕様・価格・サービス内容は変更される場合があります。 購入時にはメーカー公式情報をご確認ください。

REGUITを開発・販売する私たちにとっても、 大手カー用品メーカーが車両盗難時の追跡を目的とした製品を投入したことは、 とても興味深い変化です。

それは、 「盗ませない」だけではなく、「もし盗まれたらどうするか」まで考える という考え方が、より一般的になってきたことを示しているからです。

GPS追跡装置はカーセキュリティやハンドルロックの代わりではありません。

反対に、カーセキュリティを取り付けているから、 盗難後の追跡が不要というわけでもありません。

では、REGUITは何が違うのか

車両盗難時専用追尾システム REGUIT
車両盗難時専用追尾システム REGUIT

REGUITは、不正始動そのものを防いだり、 ドアへの侵入を阻止したりするカーセキュリティではありません。

REGUITが担当するのは、 「車両が物理的に動いたことに早く気づき、盗難と判断した場合に現在位置を確認し、その情報を警察へ伝える」 という領域です。

REGUITが特に重視している3つのこと

01 早く気づく 車両移動を検知し、スマートフォンへプッシュ通知。 未確認時には設定に基づいて自動電話通知も行います。
02 いまの位置を見る 盗難発生操作後は追尾モードへ切り替わり、 約5秒間隔を目安に位置情報を発信します。
03 情報を伝える 現在位置や移動方向を確認し、 安全な場所から110番通報して警察へ情報を伝えることを想定しています。

REGUITの詳しい設計思想や通知・追尾機能については、 REGUITの強み で詳しく紹介しています。

REGUITは「過去の経路」より「いまどこにいるか」を重視

一般的なGPS端末には、日常の位置確認や走行履歴、 家族の見守り、荷物管理など、さまざまな用途があります。

それに対してREGUITは、 盗難が発生したときの追尾を主目的に設計しています。

移動している車を追う場合、 位置情報の更新間隔が長くなるほど、 地図上に表示されている場所と実際の現在位置との差が広がる可能性があります。

そのためREGUITでは、 盗難追尾モード時に約5秒間隔を目安とした位置発信を採用しています。

※約5秒は目安です。通信環境、測位環境、端末状態、サーバー処理等により発信間隔や画面反映時間は変化します。

GPSだけに依存しない

REGUITではGPSに加え、 周辺Wi-Fi情報や携帯基地局情報など、 利用可能な情報を組み合わせて位置確認を補助します。

もちろん、地下、建物内部、コンテナ内部など、 あらゆる環境で必ず正確な位置を確認できるわけではありません。

だからこそ、一つの機能だけで 「絶対に大丈夫」と考えないことが重要だと私たちは考えています。

Pit BullとREGUIT。「どちらが上」ではなく、目的を見る

Pit Bull GPS TRACKERの登場によって、 車両追跡システムの選択肢は広がりました。

製品を比較するときに大切なのは、 単純な「○○の方が優れている」という比較ではなく、 自分が何を重視しているのかを確認することです。

確認したいポイント Pit Bull GPS TRACKER REGUIT
異常の検知 振動・エンジン始動・移動 車両移動を重視
通知 スマートフォン通知 プッシュ通知+未確認時の自動電話通知
測位 GNSS+4G基地局+Wi-Fi GPS等+Wi-Fi+携帯基地局による補助
位置更新の考え方 移動・停車状態に応じて更新 盗難追尾時は約5秒間隔を目安に発信
内蔵バッテリー あり 1,800mAh内蔵
主な考え方 異常検知・車両監視・位置確認 盗難発生時の初動・現在位置追尾・警察への情報提供

※2026年9月時点で各社が公開している情報をもとに、主な機能と考え方を整理したものです。 使用環境や通信・測位状況等により実際の動作は異なる場合があります。

結局、2026年後半の盗難対策はどう考える?

2026年に入って自動車盗の認知件数が大きく減少していることは、 まず正しく受け止めるべきでしょう。

必要以上に不安を煽る必要はありません。

その一方で、 ランドクルーザー、プリウス、アルファード、ハイエースなどでは、 現在も実際に盗難が発生しています。

警察庁も2026年上半期の資料で、 警報装置、ハンドルロック、ホイールロック、 GPS追跡装置、防犯カメラ、センサーライト、車止めポールなど、 複合的な防犯対策を呼びかけています。

「絶対に破られない一つの製品」を探すのではなく、 役割の違う対策を重ねる。

見せる。
動かしにくくする。
異常に気づく。
そして、それでも盗られたときに追えるようにしておく。

これが、2026年後半時点で現実的な車両盗難対策の考え方ではないでしょうか。

REGUITが生まれた理由

REGUITは、「GPSが便利だから作った製品」ではありません。

開発責任者であるテクラ株式会社代表・豊田博樹自身が、 若い頃に大切にしていたバイクを盗まれ、 「どこへ行ったのか分からない。自分には何もできない」 という経験をしたことが開発の原点にあります。

そして数十年後、自分の愛車を購入したとき、 「今度は、盗まれた後に何もできない状態にはしたくない」 と考えたことからREGUITの開発が始まりました。

なぜREGUITが「盗難防止」ではなく 「盗難時専用追尾」にこだわっているのか。

詳しくは、 REGUIT開発ストーリー ― 代表・豊田博樹のメッセージ をご覧ください。

REGUIT

防御だけで終わらせない。

REGUITは、車両が動いたことに早く気づき、
盗難時の現在位置を確認し、警察への情報提供につなげるための
車両盗難時専用追尾システムです。

統計・仕様について

本記事の自動車盗認知件数は、警察庁犯罪統計等の公表資料をもとにしています。 2026年1〜8月の数値は暫定値です。

車名別盗難台数は、警察庁「令和8年上半期における車名別盗難台数の状況」をもとに掲載しています。 同資料の「盗難台数」と犯罪統計上の「自動車盗認知件数」は集計条件が異なります。

Pit Bull GPS TRACKERの仕様・価格等は、2026年9月時点のエーモン公式公開情報をもとにしています。 最新情報はメーカー発表をご確認ください。

REGUITの機能については、2026年9月時点のREGUIT公式情報をもとに掲載しています。 通信・測位環境、端末状態、車両条件等によって通知、位置情報、動作状況は変化します。 REGUITは車両の発見・奪還や警察の対応を保証する製品ではありません。